未来型企業 - エリアリンク株式会社

林尚道の
「時代を読む」

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VOL.162  2013年 06月号

未来型企業

 今回は、「未来型企業」というテーマでお話します。

 当然お客様があってこそ会社は成り立ちますが、当社には「社員と社員の家族が幸せになる」という根本的な考え方があります。社員と社員の家族が当社と出会えて良かった、幸せだったと思うことが出来る企業でありたいと思っています。その為に当社では様々な取り組みや制度を導入しています。

 その一つとして、以前にお話しました「エリアリンク前倒しスケジュール」を実施しており、予想以上に良い結果が出ています。加えて5月より「チップ制」というものも導入しました。これは、コスト削減や業務の効率化・改善、新しいサービスなどの提案内容と実行結果により、金・銀・銅のランクに分けて、その分類に応じて、数千円のチップが支給される制度です。これは、雇用形態に関係なく誰もが提案することが出来ます。自分で考えた提案が形になり、更にそれが評価されることで社員が仕事の喜びを感じられるようになります。今後、提案の中でも思い切った提案内容で、必ずやり切るということが条件となる制度も検討しています。

 当社の業績目標には、社外目標より目標値を高く設定した社内目標があります。その計画を達成した場合には、社員への配当も考えています。このような仕組みは、頑張れば頑張っただけ結果として返ってくるようになっていて、社員一丸となって目標に向かう一体感のある会社を目指しています。

 また将来の制度として、託児所の費用一部負担、ベビーシッターや介護士の補助制度、そして定年後でも働ける会社の仕組みも考えています。まずは60歳以上が働けるような部署作りに取り組んでいます。やはり歳を取っても定年のない部署があることは良いと思いますし、将来、仲間で集まるサークルがあるような介護施設を作ることも検討しています。

 もちろんこれらの制度導入にあたり、当社の業績が上がることがベースになりますし、社員それぞれが力をつけ、自ら提案して自ら動くような体制にする必要があります。その為にこの「時代を読む」でも何度かお話していますが、まず「エリアリンクマスター」の社内資格取得が最低条件になっています。

 会社が存続する為には業績を上げることが必要です。しかしそれは社員自身が満足し、社員の家族も応援してくれることで実現出来ると思います。社員がやる気になって仕事に取り組めば、お客様が喜ぶ商品やサービスを提案出来るようになり、自然と業績に繋がります。

 この話を聞くと理想論に聞こえるかもしれませんが、今後当社がそれを実現出来た際には、皆様に公開いたしますので、ぜひ参考にして頂ければと思っています。
 まだテスト段階ですので、徐々にしかご説明出来ませんが、今のところ順調に来ています。当社が「未来型企業」として称されるように努力して参りますので、是非ご期待頂ければと思います。

代表取締役会長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道