時代を読むを振り返る - エリアリンク株式会社

林尚道の
「時代を読む」

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VOL.171  2014年 03月号

時代を読むを振り返る

 今回は、「時代を読むを振り返る」というテーマでお話いたします。

 皆様には毎月この「時代を読む」を通じ、時代の流れや不動産業界の今後について、また経営者としての考え方や実践していることなどをお話しております。
 2000年にスタートしましたので、早いもので今年で15年目を迎えることが出来ました。ここまで毎月続けて来られたのも、皆様からの貴重なご意見と「継続は奇跡を生む」という信念があったからだと思います。

 そこで今回は過去の記事から、当時こんなことを考えていたのだなと振り返る場とさせて頂きます。

■想いの重要性(2004年2月号)
私は社員を育てるということにおいては、とにかく「何とかしたい」「力をつけたい」「良くなってもらいたい」という想いを持って取り組んできた今までの経験をもとに実践しております。
そういう想いをもってすれば必ず社員には自然と通じるものです。

■本物のサービス業時代(2005年4月号)
感動のサービス、さすがだなと思わせるサービス、参ったといわせるサービス、そういう心のこもったサービスをしないと、これからは勝ち残れないと思います。各自が本当にその人の為にお役に立ってあげたい、その人に満足を与えたい、その人に何とかしてあげたい「心」があるかどうかが、非常に大切な要素だと思っています。

■お客様に全て答え有(2007年5月号)
全員がお客様のほうを見て、意見を聞き、それを次のサービスや改善に反映させていかなければ、いい会社にならないと思います。画期的なアイデアや企画を出そうとするときは、お客様のほうを見ていれば自然と答えが出てくると思います。

■今後の不動産業界と対策(2008年3月号)
不動産の流動化が無くてもやっていける会社作りの為に、昨年中に手をうちました。ただ、このような事態にならないに越した事はないのですが、ストック型に切り替えてもきちんと利益を上げて成長していく体制の準備をしました。

■無借金化(2009年5月号)
財務面でも今は社内留保に努めて借金の返済を進め、早ければ3年程で無借金に近い状態に持っていきたいと思います。そして、ある時期に来た時には、現金ビジネスをしたいと考えております。

■私の勘(2011年2月号)
 私は、銀行がお金を沢山貸し出す時は、不動産を買ってはいけないと思っています。銀行がシビアな時に、お金を貸し出してくれるような財務基盤の強い会社になることで、本当に良い物件を購入でき、非常に大きなチャンスが掴めるのだと思います。

 改めて振り返ってみると、お客様や社員に対する考え方が変わっていないからこそ、今の当社があるのだと感じました。また世の中の動きに関することも、先を見据えて行動出来ていたと自負しております。
社内外の皆様へ発信することは大きな責任を感じますが、その中で必ず有言実行していきたいと考えております。
 今後も、皆様のお役に立てるようなお話をしていければと思っておりますので、ご指導のほど宜しくお願いいたします。

代表取締役会長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道