時代を読む

VOL.85 2007年01月号

成長の法則

今回は「成長の法則」というテーマでお話しします。私自身の人生を振り返ってみると、「必死」という事と「続ける」という事が重要だと思います。

私は仕事も遊びも全てに必死でした。色々な失敗もしましたが、必死にやった結果は次の成功の糧になったと感じています。必死というと重々しく感じてしまいますが、私は、限界だと思ったところから、もうひと踏ん張りするという事だと思います。例えば、お茶出しでは温度、注ぐ量はどれ位が適当か、どのように出したらお客様が喜ぶかと必死に考えて出すと、飲む人の姿や感想が気になります。そして、その人達に喜んで頂けると、より一層おいしいお茶の出し方を工夫するようになります。チラシ作りでも、自分が必死に作ったものはその反応が気になります。そこから、次はこうしよう、ここが良くなかったと反省し、次に活かせてきたと思います。

早起き、清掃など、小さなことでも自分で決めたことを色々続けてきた結果、自分自身が変わってきました。続けることで、悩みが解決したことも多々あります。何事も続けられない人は、人に指示や指導ができないと考えていますので、そうなってしまったら事業をやめるという決意ももっています。時には色々な誘惑があり、決心が鈍ることもありますが、それもまた自分自身との戦いであり、そこで自分の弱さを知り、必死に乗り越える事で次の結果に繋がるのだと感じます。人は、決めたことを日々続けることさえできるようになれば、必ず成長できると思います。

容姿や雰囲気も人によって違いますが、誰もがそれぞれ素晴らしい才能を持っています。それは「必死」という肥やしと「続ける」という水をあげることによって、開花すると思います。必死にやる人は、失敗しても何が悪かったのだろうと考えますから、その反省が自分の肥やしとなります。いつも誰かのせいにして反省しない人は、得るものは何もなく、成長もしません。会社は、ただ働いて金を得るのではなく、自分を磨き、人格を育てるところだと思います。何をやるにしても、自分の人格以上のものにはなりません。

私は遠回りもしましたが、いつも一生懸命生きてきました。必死にやった事がどういう効果、結果になるのだろうと考え、結果分析をして工夫し続けてきた結果が今の私だと思います。これからも必死に生き、努力を続けることで成長できるということを、自分自身で証明していこうと思います。この「時代を読む」を続けて読んで下さっている方へ、毎月メッセージを送れることも幸せだと思っています。

人間は決して、他の人に悪いことをしたり苦しむことを喜ぶようには、できていないと思います。必死になる、続けるということを、周りの人に教えてあげて各自の才能が発揮でき、新年が、皆さんにとって成長の年、幸せの年となるように願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道