時代を読む

VOL.232 2019年04月号

未来型理想企業塾

今回は、当社が行っている「未来型理想企業塾」について、説明したいと思います。当社は、この5年で利益がおおよそ2倍になりましたが、正社員数は、100名程度でほとんど変わらず推移しており、2018年12月末時点で94名となっています。

当社では、今から5年~6年前に、私が自分で行っていた仕事術を具体的に体系化しました。まず手始めに、自分で自分を管理するためのツールとして、「エリアリンクマスター」を作りました。「ダイアリー」「豆ノート」「懸案事項処理表」「打合せ記録報告書」という4種類のツールを活用します。まずはダイアリーで1週間や1ヶ月後の段取りを組みます。それに併せて前日には豆ノートにスケジュールと懸案を入れ、当日は豆ノートだけで行動できるようにします。当日出てくる懸案事項は、豆ノートにメモして、また懸案事項処理表で期日管理され、その期日を守るための段取りをします。交渉や打合せの際は、必ず打合せ記録報告書にお互いがサインをして、約束事の期日がまた懸案事項処理表で管理されます。全社で毎日予習を繰り返していくようになってから、どんどん会社が変わってきました

私自身、様々な会社を見てきましたが、社員をしっかりと教育する仕組みがある会社は数少ないと思います。エリアリンクマスターを始めとする様々な方法は、私が今まで成長してきた過程で、悩みの中から作り上げた仕事術なのです。単純なことですが、約束事をしっかり守っていくことや守らせていくこと、スケジュールをしっかり組んで、その段取りの期日を懸案で管理する、そのようなことを毎日確実にきちんと自分自身で管理する方法を教えただけなのです。

ただ社内に浸透するには、やはり1年~2年位の時間がかかりました。それでも社員たちはいろいろな形で変化していきました。中には、不動産系の上場会社で5年間一般社員だった人が、当社に入社して4年で部長になり、今では将来の取締役候補となるような人材となった人もいます。日々のコツコツとした努力の積み重ねこそが、人を変えていくのです。これらは、私が若い頃からたくさんの仕事を任され、その仕事量をこなすにはどうすれば良いか、ということを常に考え実行した結果、生み出された仕事術なのです。

当社の仕組みには、毎週の「課題ノート」というものがあります。これは問題意識に働きかける仕組みであり、自分の業務、部署、会社とあらゆる視点において、絶えず何が課題なのかを洗い出し、解決してゆくものです。その他の仕組みの中には、「黄色信号シート」というものがあります。これは黄色信号、つまり何か気になることやちょっとした心配を書き出して報告する仕組みです。会社にとって、こうした些細なことがホントに大事なのです。

社員は、変われる可能性が大いにあると思います。但し、そのためにはツールが必要です。自分で勉強し、経験しながら高みを目指していく人も多いと思いますが、やはりこうした仕事術のツールは、より便利だと思います。当社が未来型理想企業塾で紹介するツールは、日々真剣に取り組むことでどんどん自分を変えることが出来るものなのです

お陰様で、未来型理想企業塾の会員は22社となりました。我々が試行錯誤しながらやっとここまで来たものを、是非皆さんにもご紹介したいと思います。興味がある方は是非、ご連絡を頂ければと思います。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道