時代を読む

VOL.242 2020年02月号

エリアリンクマスター

今回は、当社の仕事術でもあり、教育制度の一環でもある「エリアリンクマスター」というテーマでお話したいと思います。この話は、恐らくいろいろなところでお話していますが、改めてこの「時代を読む」、でも取り上げたいと思います。

エリアリンクマスターは、私が若い頃、仕事が多岐にわたり非常に多かったことと責任も重かった中で、仕事を効率的に行い結果を出すために作りあげた仕事術です。当社では、その制度を10年程前から導入したことで効率的な経営が始まりました。

エリアリンクマスターは、打合せ記録報告書、懸案事項処理表、豆ノート、ダイアリーの4つのツールを連動させて、予習をして仕事に取り組むことを前提としています。日々発生する課題・問題に対して期日を決めて、その期日に向けて段取りに十分な時間をかけ、計画を立てることにより普段の仕事に余裕が生まれ、仕事がより効率化されるのです。そして常に未来をイメージし、様々な課題・問題を事前に考えることで、問題が起きる前に対策を打つことが出来るようになります。

エリアリンクマスター制度を導入するにあたり、将来的には、社員の給与を高くして、休みの多い会社を目指したいと社員と約束をしました。但し、社員が仕事を効率的に行い会社の生産性を上げなければ、その実現は難しいものとなります。そのため、当社の正社員はエリアリンクマスターをしっかりと出来る人、そして地道にコツ
コツとやり続けることが条件となります。やり続けることが成長への近道となります。人は、怠惰な生き物であり、やはり楽をしたいと、自分に甘いと思います。私はつくづく思うのですが、いかなる才能も地道なことを積み上げることにはかないません。

このことは仕事に限った話ではないと思います。スポーツや勉強、どの分野でも継続するというベースが無い限り花は咲かないと思います。植物というものは、毎日水や栄養をあげることによって花が咲くものです。ところが、毎日の世話を止めてしまったり、手を抜いてしまうと花はきっと枯れてしまうでしょう。人も同じで、毎日コツコツと地道に続けることで、その人が持っている才能が開花するのです。エリアリンクマスターのような自分の能力を伸ばしていけるツールを持つと、その中に様々な発見や気付きがあり、そして明るい未来が見えてくると思います。私は、そういったことを世の中に広めていきたいと思っています。

業績を上げることも必要ですが、私は、もっと人を育てたいと思っています。私にとって、人が育つことが一番嬉しいことです。これからもエリアリンクマスター制度に磨きをかけながら、このツールの優れた面がいろいろな形で実証されていくことを見ていきたいと思います。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道