時代を読む

VOL.252 2020年08月号

今後の会社の在り方・個人の在り方

今回の「時代を読む」は、アフターコロナという言葉があるように、時代が劇的に変化する中にあって、将来を生き抜くための今後の企業の在り方・個人の在り方という内容でお話します。私は、コロナウィルスの影響により一気に大恐慌が起こり得るかもしれないと一時期は考えていましたが、各国の財政政策により一旦は逃れた、と考えています。但し、これは先延ばしされただけであり、ゆくゆくは大変なことになるだろうと危惧しています。実態経済は、コロナウィルスの影響により、ホテル・観光・航空業界、飲食業界、アパレル業界と厳しい状況にあると思いますが、それ以上に社会全体で大きな変化が起こり始めているのではないかと思っています。

経営者として常々、そのような環境のもと将来的にどのような会社になる必要があるのか、と考えています。今、私たちの会社には、未来の社会において本当に必要な会社か?本当にお客様に喜ばれる会社なのか?ということを考え、そして実践していくことが一番重要です。そのためには、今までの既成概念を一度全部壊す位のことも考えてみなければなりません。

個人についても、近い将来にはAIやロボットに取って代わられる仕事が多くなるはずですが、そのような状況でもいなくてはならない存在となっている必要があります。それは、何かの分野に長けているとか、会社をよくしたいといった素晴らしい考え方を持っているとか、言葉が少し難しいですが、人間力を持った個人だと思います。

私は、3年後か4年後かはわかりませんが、先々においては金融危機に近い、本当に大変なことが起こるのではないかと考えています。それこそ、明治維新や戦後に近いような変化が起きるのではないでしょうか。現在は財政政策によって簡単に調達できますが、借りたお金は返済しなければなりませんし、将来的に経済が右肩上がりで伸びていくという予想も現実的には難しいと思います。結局、先延ばしになったことで、経営に与える影響はより大きくなるでしょう。このような時にこそ、社会に本当に必要とされる会社や会社にとって必要とされる個人ということが問われているのではないかと思います。

私は何百年と生きている訳ではありませんが、過去を振り返れば、このような時代の流れの変化というのはおそらく度々起きていることでしょう。その大変化の時代の到来に備え、私たちは信頼できる素晴らしい社員とともにお客様に喜んでいただくための良い商品・サービスを提供していき、未来の社会においても必要とされる会社を作っていきたいと考えています。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道