時代を読む

VOL.259  2021年 3月号

これからの時代に何が大事か

今回の「時代を読む」は、時代の流れが大きく変化を遂げようとしている中で、今後何が大事になっていくか、ということについてお話します。

前々からお話している通り資産バブルが始まりつつあり、約30年振りに日経平均株価が3万円を超えました。私は、現状の資産バブルはまだその入り口に過ぎないと考えており、極端な話、日経平均株価が5万円に達してもおかしくないとまで思っています。さらに不動産価格も株価に引っ張られるような形で、一部の価格は高騰しており、品薄な状態が続いています。

世の中の雰囲気は、株高の影響もあり楽観的です。しかし私は厳しい業態も多くあることから、今後すぐに経済的な指標が良くなることはなく、現在のような状況が続くと思っています。但し、厳しい時代こそ、チャンスの時だと思います。新型コロナウイルスの影響で、世の中は働き方に加えて、今まで当たり前となっていた考え方に至るまであらゆることが劇的に変化しています。その変化に順応できる会社、つまり社会にとって必要とされる会社・サービスを提供できる会社のみが、生き残ることができるでしょう。会社にとっては変革のチャンスです。

テレワークが進行している現在、住環境、つまり家にも注目が集まるようになりました。テレワークや家族で豊かな住空間を維持するためスペースの確保等、家にいる時間が長くなったことで、ストレージが世の中のお役に立つ商品だと気付いた人も多いと思います。ストレージはただの物入ではなく、お客様にとって、そして家族にとって幸せを補える商品です。ストレージを使っていて良かったと思える、そして全国にサービスを広げて、もっと皆さんの生活を助ける商品になればよいと考えています。これは業界全体で取り組むべき課題であり、私も尽力したいと考えています。

新型コロナウイルスの影響による大きな変化が無ければ、私自身ここまでの考えにはならなかったでしょう。これからは何となくビジネスがうまく進んでいれば良いということではなく、社会にとって必要とされる商品・サービスでなくては生き残れない時代になると思います。今までのような大量生産の時代ではなく、お客様が求める商品、そして世の中が必要とする商品、そのようなことにもっと集中して、人の幸せとは何だろう、といったことを考える必要があると思います。

確かに経済の発展に伴い格差が大きい社会になりつつありますが、一方であらゆることが自由に選択できる時代になっていると思います。今起きている様々な変化を自分たちが変わることができるチャンスだと前向きに捉えましょう。そしてその先にある素晴らしい時代に備えて、今できる全てのことを行ってほしいと思います。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道