時代を読む

VOL.260  2021年 4月号

新しい時代のライフスタイル

今回の「時代を読む」は、新しい時代における、働き方・ライフスタイルというテーマで、当社の事例を元にお話しします。

コロナ禍においては、当社に限らずテレワークという働き方が浸透しています。私自身がテレワークを推進するにあたり良いと思うことがあります。まず通常の会議に比べ事前に会議資料を読み込み、ある程度の答えを持って会議に臨むため、短い時間で結論が出やすくなること、また場所を選ばずに結果を重視して働くことができるため、今までのオフィススペースが必要ではなくなり、削減できた固定費を人材採用やシステム投資等に振り向けることができるということです。テレワークの推進による固定費の削減に加え、効率的な会議運営により生産性が高まる利点があります。

もちろん良いことばかりではありません。やはりコミュニケーションは、web会議の画面を通してのみでは不十分であり相対することがとても重要です。それを解消するために当社では、責任者クラスは毎週月曜日の朝礼、また様々な課題・問題について議論するランチ会を行うことで意図的に互いの接点を増やしています。このランチ会は責任者に限らず部署ごとに実施し、会社の方向性や課題・問題点の共有を図る手段として効果的な役割を果たしています。

このおかげで、当社の社員は比較的自由な働き方を実現していると思います。働く場所に拘らずに、仕事の目的(結果)を意識した働き方、そして生産性の高い会議等による効率的な働き方がさらに自由な時間を確保できるということです。これからの時代、何時から何時まで働けばよいということではなく、目的の実現・成果を意識しながら、育児や介護といったそれぞれのライフスタイルと組み合わせた働き方にシフトしていくのではないでしょうか。

このライフスタイルの変化により、当社が提供するトランクルームがさらに必要になっていく実感があります。スマートフォンで簡単にモノが買える時代ということもあり、モノが増えがちな中、常に整理整頓を行う必要があります。またテレワークが推進される現代において働くスペースの確保に加えて、豊かに生活する空間の確保といった点においても住環境に注目が集まっています。

今回の新型コロナウイルスの影響により人々の働き方や、ライフスタイルだけでなく、人生に対する考え方までもが変化しつつあります。今後どのように時代が変化していのか、そしてその時代に私たちは何ができるのか、ということを想定しながら経営していく必要があります。トランクルームを単なる収納スペースと考えるのではなく、人々のライフスタイルを豊かにするためにはどうすれば良いか、といったもっと大きな視野で考えることで、より世の中のお役に立てる会社になれるのではないかと考えています。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道