時代を読む

VOL.266  2021年 10月号

そろそろバブルのスタート

今回の「時代を読む」は、「そろそろバブルのスタート」という内容でお話しします。

過去を振り返ってみてもバブルの崩壊、リーマンショックと経済の先行きを言い当てた経済学者はほとんどおらず、物事を論理的に考える程、そういった予測は人によってはさまざまに異なってくるのではないでしょうか。私は、「論理的」というより「バランス」という考え方が正しいのではないかと思っています。私が考える「バランス」というのは、どちらかが引っ込めばどちらかが出っ張るというような単純なことです。つまり均衡がとれているという状態をいいます。極端に言えば地球を含めた宇宙全体もバランスが取れている状態で成り立っていると考えています。

日本の失われた30年という言葉をよく耳にしますが、これも「バランス」と捉えるとこれからはその失われた時間を補うように日本が中心となり世界がバブルに突入するのではないでしょうか。もちろんバブルなので行き過ぎではあるものの今後は日本の活性化が進むのではないかと思っています。

現在私たちが経験している新型コロナウィルスの影響は、世界の歴史を振り返ってみても普通ではないことが起きたと思います。それこそ、明治維新や第二次世界大戦敗戦のような、大きく時代が変わるでき事が起きたといえます。しかし私は、この明治維新や第二次世界大戦敗戦が決して悪いことだという捉え方をしていません。バランスが崩れて、その時の良くない体制や制度が崩壊したことで、結果的に民主化というか国民にとって良い方向に進んでいったのだと思います。

今回のバブルの後に何が起きるのか?ということについては、やはり何かが崩壊し改められることが起きて、国民にとっては良い方向に進むのではないかと私は予想します。但し、結果として世の中に非常に大きな影響を及ぼすことが起きますので、経営者としては、財務基盤の強い会社を作るだけではなく、自分たちの会社・商品・サービスが世の中のお役に立っているのか、お客様満足や社会性などの面から、自分たちが、本当に社会に必要とされているか、を徹底的に追及していく必要があります。当社が全国展開している「ハローストレージ」も単に物入としての役割だけではなく、お客様の生活にとって無くてはならない商品・サービスである必要があります。その商品・サービスの代わりがいくらでもあるとか、もし無くても生活に不便がないのであれば商品として消滅していくわけです。

私たちは、ストレージという商品・サービスを提供することでお客様の生活を変え、そしてその人の人生を豊かにできるということをもっともっと追及していく必要があります。

経営者の中には読みや計算が中心という人もいるとは思いますが、あまり難しく考えずに、自分たちの会社・事業・商品・サービスが本当に社会の役に立っているか?お客様の役に立っているか?代わるものがあるのではないか?という見地から改善をしていくことで、いろいろと見えてくるものがあると、私は思います。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道