差別化 - エリアリンク株式会社

林尚道の
「時代を読む」

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VOL.273  2022年 5月号

差別化

今回の「時代を読む」は、当社の基幹事業であるストレージ事業における商品の「差別化」というテーマでお話しします。ストレージ事業は、お客様が荷物を収納するためのスペースをレンタルするという非常にシンプルなビジネスモデルです。ビジネスモデルとしての参入障壁は非常に低いのですが、集客して採算が取れるようになるまでに時間がかかること、募集・マーケティング・現場管理のノウハウ等非常に細かく地道な事業運営が必要となるため、実質的にそのハードルは規模を拡大していくうえでは高いと言えます。

当社の従業員は、ストレージ事業を展開していくうえで、「収納」に関してお客様により良い助言ができる必要があります。そのために整理収納アドバイザーの資格取得に加えて社内研修を実施し、収納に関する知識の習得とその実践に力を入れています。

現在、当社が運営するストレージの現場数は全国に約2,000現場あります。私は、20年後にその数は12,000現場とコンビニエンスストアのように私たちの生活の一部となり、より身近な存在になると予想しています。コンビニエンスストアも昔は単に日用品を販売しているお店でしたが、今では日用品に限らずあらゆる商品の販売に加えて金融サービスまで兼ね備えています。そのためストレージ事業の将来を考えた場合、単に収納するスペースをレンタルするだけでは不十分です。街並みに調和するデザイン性や安全性は当然として、収納スペースに設置する様々な用途に応じたラック、宅配や収納物の処分・販売サービス、またセキュリティカメラ等を駆使したリアルタイムでの現場対応といった競合他社との差別化を明確にしていく必要があります。エリアリンクが運営するストレージだからこそ使いたい、そんな事業・商品・サービスにしていかなければなりません。

現場数が増えると商品・サービス含めて変えることが大変になる時期が来ると思います。そのためにもここ1~2年が競合他社との差別化を実現するために非常に重要な年になると考えています。ストレージ事業というニッチな市場をメジャーな市場に押し上げるためにも差別化は必要です。

日本においてストレージ事業はまだ成長過程の事業です。私は常々ストレージという商品は、単にモノを収納するスペースをレンタルするだけではなく、収納することでその人の人生が変わる(豊かになる)可能性を持つビジネスだと思っています。商品・サービスの差別化を徹底することにより、世の中のお役に立つ、そしてその人の生活・人生を変えられる会社・事業になりたいと強く想っています。

今回の「時代を読む」が、皆様のお役に立つようにと願っております。

代表取締役社長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道