日本の未来!! - エリアリンク株式会社

林尚道の
「時代を読む」

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VOL.294  2024年 2月号

日本の未来!!

今回は、日本の未来はどうなるのかというお話ができればと思っています。
以前の時代を読むでも触れたことがありましたが、現在、日経平均株価も上がってきており、4万円台が見えてきたという感じがします。不動産も港区、渋谷区をはじめ一等地の価格が軒並み上がっています。不動産マンションの坪単価は1,000万円を超え、坪単価2,000万円の時代に入りました。もう元の価格に下がることはないでしょう。反面、都心以外の、昔のベッドタウンと呼ばれるような地域の価格は下がっていくと予想しています。

このような状況から、日本がこれからどうなっていくのか、しばしば考えます。最近イーロン・マスク氏が2027年までに4,000機ほどの衛星を宇宙に飛ばすというニュースをみました。生成AIも含め、世の中の変化のスピードが過去と比べて一層早くなっていると感じます。また、SNSの発展もあり、隠し事ができない時代になっています。日本は特に曖昧さや本質をぼかすことが多いと思いますが、そういった特色も薄れてきており、むしろまともな時代になってきたという言い方もできるでしょう。人間関係の作り方も、『なあなあ』『持ちつ持たれつ』という側面がいまだ残っているところもありますが、そういった馴れ合いで仕事をするという構図も今後変わっていくと考えています。

働き方という観点でいえば、男性が接待に勤しみ、家庭は女性に任せるという時代はもう終わりました。アメリカだとご夫婦でお客様対応をするという姿もみられるようです。過去をすべて否定するわけではありませんが、そういった働き方のほうが私もいいなと思いますし、エリアリンクもそういう会社にしていきたいのです。女性は子どもをもつと、どうしても今までと同じような働き方で成果をあげることが難しい期間がでてきます。最近は介護の問題もあり、一時的に同じペースで働くことが難しくなるのは男女関係ないことかもしれません。そういう人たちをどのように支援すると働きやすいか考え、適切な環境づくりをすれば、さまざまな人生のステージにある社員が活躍できる会社になると思っています。

時代を読み、人が何を求めているかを捉え、働く人たちはどのような人生を送りたいかを真剣に考えるのが経営者の仕事です。経営者が真剣に考えれば良い会社になるし、良い世の中にしていけます。
変化が加速する世界の中で、特に日本は大きく変わらざるを得ない状況です。困難もあると思いますが、よりスマートに、すっきりと生きられるような時代へと変わる節目なのだと思います。そういった状況の下、若い人たちがやる気になるような会社を目指し、日々いろいろ考えています。会社の変化については近い将来具体的にお伝えできる日がくると思います。

今、時代が大きく動くという局面において、経営者として為すべきことを為そうと自分の襟を正している次第です。
今回の時代を読むが皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

代表取締役会長 林 尚道

代表取締役社長 林 尚道